要件定義から単体テストまで、提案範囲を明確にする。
導入診断の後に、何を作るか、どこまで自動化するか、誰が承認するか、何をもって完了とするかを整理するための要件定義ページです。
導入フェーズ
HospitaLinkは「作って終わり」ではなく、診断から運用改善までを分けて合意します。
使用SaaS、業務フロー、台帳、Slack、現場判断、個人情報の流れを棚卸し。
対象業務、除外範囲、承認条件、データ項目、通知先、KPIを定義。
Slack構成、データ構造、権限、ログ、エラー時の手順を設計。
通知、承認、CSV、フォーム、帳票、マスキングを小さく検証。
実運用に近いケースで、現場担当が見て判断できるかを確認。
初期SOP、担当者、障害時連絡、月次レビューの進め方を固定。
レビュー、売上、対応時間、CRM反応を見てルールを更新。
API、Web承認、宿泊税、請求書、CRMなどを追加見積へ分ける。
要件定義で決めること
初回ヒアリング項目
商談で聞いた内容を、要件定義にそのまま流し込める形にします。個人情報や価格反映に関わる項目は、必ず「未確認」として残せるようにします。
施設・販売
- 施設数、部屋数、地域、宿タイプ
- Airbnb / Booking.com / 楽天 / 一休 / 自社予約の利用状況
- 価格更新の頻度、最低宿泊数、キャンセル条件
- 繁忙期、閑散期、地域イベント、直前予約の比率
現場・清掃
- 清掃担当、自社/外注、写真確認の有無
- 忘れ物、修繕、備品、宿直連絡の流れ
- 清掃遅延・未完了時の通知先
- 現場が見ている連絡手段と時間帯
ゲスト対応
- 問い合わせの多い内容、返信テンプレの有無
- クレーム、返金、鍵、事故、近隣苦情の停止条件
- 多言語対応と人間確認の必要範囲
- レビュー依頼、改善案、CRMへの接続
帳票・税務
- 領収証、請求書、インボイスの発行方法
- 宿泊者名簿の電子管理状況
- 地方別宿泊税の算出・徴収・集計
- 国税庁対応や証憑保存の現状
データ・権限
- 誰が何を見てよいか
- Slackに出してよい情報、出してはいけない情報
- 保存期間、削除、退職/解約時の扱い
- 管理者、現場、外注先の権限差
グロース/CRM
- 直予約導線、LINE/メール、Google導線
- 配信同意、配信停止、再訪候補の管理
- 法人/長期滞在/紹介の見込み管理
- レビューを次の改善と販促に使う流れ
優先度と責任分界
RACIのたたき台
テスト観点
単体テスト
- フォーム入力が保存される
- Slack通知が想定チャンネルに出る
- 必須項目と重複を検知する
- CSV/帳票の文字化けがない
例外テスト
- 価格上限超過で止まる
- クレーム/返金/鍵で人間確認へ回る
- API未接続時に手動運用へ戻せる
- 配信停止者へ送らない
受入テスト
- 現場担当が判断できる画面か
- 通知が多すぎないか
- ログから誰が判断したか追えるか
- 初期SOPで運用できるか
非機能要件
見積に分ける単位
要件定義の出口は、実装範囲を「標準構築」と「追加オプション」に分け、見積前提を曖昧にしないことです。
予約、ゲスト対応、清掃、価格の通知と承認。標準構築の中心。
清掃SOP、現場レクチャー、開業/運営代行は別商品として整理。
顧客関係管理、レビュー資産化、LINE/メール、Google導線は追加提案。
領収証、請求書、宿泊者名簿、地方別宿泊税は要件整理後に別見積。
完了条件
対象業務、対象外業務、承認条件、データ項目、テスト観点、未確認事項、見積前提が1つの資料にまとまっている。
標準構築、追加オプション、専門家確認、月次伴走の区分が分かれ、相手が「何にお金を払うか」を説明できる。